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舶の概略の大きさを表示する必要は無いと考えた。

 

詳細情報を必要とする船舶は、情報を知りたい相手船舶のIDを指定して画像の再送を要求する。沿岸航行援助情報センター側は、本船の船舶マークを例えば塗りつぶすとともに、相手船に二重丸を付けるなどして、IDマークを図2.4.2のごとく明示する。該当船舶の付近海域に存在する船舶の信号符字とIDコードの対応表も表示する。長い船名があることを考慮し、原則として船名の表示を省き信号符字のみとしてある。

情報を提供された船舶側で船名が必要な場合には、船舶側から目標船のIDコードを指定して再度要求することで目標船の詳細情報をセンター側から与えることもできる。また、船間通信の方法についての情報の提供も出来る。なお、簡易な事項については、図を参照しながら国際VHFで沿岸航行援助情報センターに確認することも可能である。音声のみの場合よりも静止画があれば、相互の意思疎通は容易になる。

漁船の操業、漁網の配置等のについては、図2.4.3に例示するような形で情報提供することができる。

 

 

 

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